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アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療

biyou_hadaare

アトピー性皮膚炎のパターン分け

以前皮膚に対する東洋医学的な考え方①で1.風熱証2.風湿証3.風寒証4.気血両虚証の4つのパターンについて書きましたが、その内容について詳しく説明していきます。

1.風熱証

「風」は症状が強く、変化が激しいという事を意味しています。「風」と「熱」の性質が強く出るタイプのアトピー性皮膚炎になります。
皮膚所見としては乾燥と紅斑が強く時に落屑(皮膚の角質が浮き上がってポロポロと剥がれ落ちる)をきたします。
症状の変化は激しく、急激に変化することもあります。
青年期~壮年期に多いタイプで暖めたり、熱いもの、香辛の強いもので悪化します。
逆に冷やすと軽減する傾向があり、口が渇いたり、イライラ、不眠の症状も伴う事があります。
舌の色は赤みが強くなります。
治療方針としては去風清熱といい「風」と「熱」をとる治療になります。

2.風湿証

「風」と「湿」の性質が強く出るタイプのアトピー性皮膚炎です。
症状の変化は風熱証と同じく激しいですが、皮膚所見として掻破による滲出液を伴います。
湿度の高い時期に症状が強くなる傾向があり、飲食の不摂生も悪化の原因になります。
「湿」の性質が強いと身体や四肢が重だるく感じたり、下痢をしやすかったりします。
舌の状態は苔が厚くなりやすいです。
治療方針としては去風利湿といい「風」をとり、「湿」を利する治療になります。

3.風寒証

「風」と「寒」の性質が強いタイプのアトピー性皮膚炎です。
症状は急に発現する事が多く、寒冷刺激が悪化の原因となる事があります。
皮膚所見としては乾燥し冷感があります。
鼻汁や鼻閉、悪寒を感じ、舌の色は白みが強くなります。
治療方針としては疎風散寒といい「風」をとり「寒」を散らす治療になります。

4.気血両虚証

「気」と「血」(東洋医学的な)が足りていない状態のアトピー性皮膚炎です。
皮膚所見は皮膚が白く、乾燥傾向。
症状は軽度であるが反復して出やすい特徴があります。
顔色が悪く、疲れやすい、食欲がないという方が多いです。
治療方針としては補気養血で「気」と「血」を補います。

大まかに分けると以上の4つに分けて考えることが多いですが、さらに細かく分けたり、完全に「どれかだけ」というよりはいくつかが混ざっているものが多いです。
そういう場合特徴が強く出ているものを中心として治療していきます。

いかがでしたでしょうか?
アトピー性皮膚炎の方はご自分に当てはまる、もしくは近いと思われるものがありましたでしょうか?

次回は症状に対するより細かい東洋医学的な考え方の説明をしていきます。

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コメント

  1. さとう より:

    シーベリーと言う果実の不飽和脂肪酸(ヒッポハエオイル、シーバックソーンオイル)がアトピーに良いようです。
    北海道産フレッシュなシーベリー果実でスムージー作って飲んでいます。アトピー肌が良くなっています。
    美肌果実が北海道にありますよ。

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