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妊娠してアトピーが良くなった?悪化した?妊娠とアトピーの関係

ninshinn

遺伝と深い関わりがあると言われるアトピー性皮膚炎。
これまでも「これってアトピー?赤ちゃんや子どもの気になるアトピーの症状とは?」「アトピーは遺伝する?アトピー遺伝の確率は●%」などの記事で、妊娠とアトピーの関係についてご紹介してきました。
赤ちゃんのアトピーに関する疑問にお答えする記事もたくさん掲載していますので、お子さんに関して心配なことがある方はサイト右上にある「これまでの記事検索」から検索してみてくださいね。
さて、女性ホルモンとアトピーについて「生理前に悪化する!?ホルモン周期とアトピーの関係」でも取り上げましたが、今回は妊娠がお母さんの体に及ぼす影響とアトピーについて考えてみたいと思います。

妊娠中のアトピー症状の変化

妊娠すると、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌がどちらも増加。女性の体にはさまざまな変化が起きます。
例えば、悪阻(つわり)ひとつとっても、吐き気がして食欲がなくなる人、特定のものに不快感をおぼえる人、特定ものがむしょうに食べたくなる人、空腹時に気持ちが悪くなる食べ悪阻など、症状は千差万別。一人目のときと二人目のときでは食べたくなるものがまったく違った、なんて声も聞きますね。
もちろん、肌も、妊娠の影響を大きく受けます。
もともとアトピー体質だった人は、症状が緩和されるケースと悪化するケースがあるといわれています。

妊娠でアトピー症状が変わる理由

妊娠中にアトピーが良くなったり悪くなったりするのには、いくつかの理由が考えられます。

*ホルモンバランスの変化

エストロゲンには肌の調子を整える働きがありますが、アレルギーを悪化させることもあるとされています。

*食生活の変化

妊娠すると、食べ物の好みが変わることがよくあります。食べ悪阻だったり、食欲が増進したりして、食べすぎてしまうと、アトピーが悪化する可能性が高くなります。
逆に、油っぽいものを受け付けなくなったり、野菜や果物ばかり食べたくなったりすると、アトピーが良くなることが多いようです。

*薬の使用を止めた

赤ちゃんへの影響を心配して、それまで使っていたステロイド剤を止めると、症状は悪化してしまいます。内服薬は医師との相談が必要ですが、今は妊娠中でも飲める薬も増えています。外用薬は肌からの吸収は微量で、赤ちゃんへの影響はないとされていますので、自己判断で薬をストップするのは避けましょう。

*ストレス

妊娠、出産は幸せなものですが、体調や環境の変化でストレスが増えるのも事実。ストレスが原因でアトピーが悪化することもあります。

アトピーと混同しがちな皮膚炎

アトピーが悪化する以外に、妊娠時特有の皮膚トラブルもいくつかあります。

*妊娠性痒疹

肌が赤くなり、強い痒みをともなう湿疹やじんましん、水ぶくれができます。通常は妊娠中期から後期にかけて発症することが多いとされますが、なかには妊娠初期から症状が出る人います。

*妊娠性疱疹

水疱瘡(みずぼうそう)のような、水を含んだ湿疹が輪のような形にできます。周囲に赤い湿疹ができることもあります。

出産とともに症状は消える?

それでなくても辛い肌トラブル。妊娠中ならなおさら、赤ちゃんへの影響も心配ですし、ストレス倍増ですよね。ただ、妊娠時のアトピー症状の変化や妊婦特有の皮膚炎は一時的なもので、出産すればほとんどが改善されます。アトピーがよくなった!という方も、残念ながら、元に戻ることが多いようです。
ごくまれに、妊娠で体質が変わり、出産後も症状が続いたり、症状が出やすくなったりすることも。出産して授乳がなければ、内服薬治療も再開できますから、皮膚科に相談しましょう。

赤ちゃんのためにもお母さんの健康はとても大事。しっかり治して、ストレスをためないようにしてくださいね。

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