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【早坂先生第8回】花粉症シーズン到来!アトピーの方は対策もしっかりと

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お風呂に入って花粉対策をしましょう(イメージ写真提供:神戸みなと温泉 蓮)

いよいよ花粉症シーズン到来です。実はアトピーと花粉症は関連があります
花粉症の時期は、アトピーの方はより一層花粉症対策が必要です。

アトピーの方の4人に1人が花粉症シーズンに悪化!

アトピーの方の4人に1人は花粉症シーズンに症状が悪化するという研究報告があります。アトピーの方にとっては、花粉症シーズンは花粉の鼻や眼の症状だけでなく、アトピーそのものも悪化する辛い時期でもあるのです。

花粉症は花粉に対するアレルギー

花粉症は、すでにご存じのとおり、花粉に対するアレルギーです。特に春先の花粉症はスギ花粉によるものです。花粉症が起こるとなぜアトピーまで悪化するのか、その理由は単純ではないようですが、同じアレルギー系の病気として、免疫系を刺激してアトピーを悪化させると考えられています。

この点から、花粉症の時期は、しっかり花粉対策をすることがアトピー悪化の予防につながると言えるでしょう。

花粉症対策の基本は花粉の除去

花粉症対策の基本はアレルゲンとしての花粉の除去です。アレルゲンとはアレルギーを起こす原因物質のことですが、外出をすると、衣服の他、髪や顔、その他露出している部分に花粉が付着します。このままですとアレルゲンである花粉をそのまま室内に持ちこむことになります。

帰宅したらまずは着替えて花粉を室内に持ちこまないことです。

花粉の除去にシャワー、お風呂の活用を

髪や顔など体に付着した花粉を除去するにはシャワーやお風呂が有効です。帰宅後、着替えたらすぐに入浴するとよいでしょう。髪に付着した花粉もしっかり洗い流すようにします。

入浴せずにそのまま布団に入ると髪や体に付着した花粉をそのまま布団に持ちこむことになります。布団に花粉を持ちこむと、夜間にもアレルゲンと接触することとなり、花粉症が悪化することになります。

この時、注意するのは、シャワーやお風呂の湯を熱くしすぎないこと。42℃を超える湯で入浴するとアレルギー症状を悪化させるヒスタミンという物資が体で産生されることが研究で分かっています。

シャワーやお風呂の湯気も花粉症の症状を和らげる

シャワーやお風呂は花粉を除去する目的でとても重要ですが、実はシャワーやお風呂の「湯気」にも花粉症の症状を和らげる効果があると考えられます。

シャワーやお風呂で温かい湯気を吸い込むことで、鼻腔に付着している花粉を排出しやすくなるほか、一時的でも鼻腔の充血を改善して鼻づまりを改善します。日本国内では温泉で湯気を吸い込むことは治療としてはあまり意識されませんが、ヨーロッパ諸国では温泉で湯気を吸い込んで鼻や気道の症状を緩和させることはよく行われていることです。

この時期、花粉症をしっかり行い、アトピーを悪化させないように心がけましょう。

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