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バレンタインデー症候群にご注意!

chocolate

2月14日のバレンタインデーから早10日経ちました。今や女性が男性に告白する日ということにとどまらず、大人も子供もワクワクする2月の行事として日本に定着した感がありますね。
そもそも海外では男女問わず愛する人に花などを贈って気持ちを確かめ合う日だったそうですが、日本のバレンタインデーにはチョコレートがつきもの。最近はこの時期しか買えない高級チョコレートを自分用に購入したり、友だち同士で「友チョコ」を交換したりといった楽しみ方をする人も増えてきました。
実はバレンタインデーを過ぎたこの時期、体調を崩して病院を訪れる人が増加するといいます。
「バレンタイン症候群」「バレンタインデー症候群」とも呼ばれるこの現象、いったいどういうことなのでしょうか。

バレンタインデー症候群の原因

バレンタインデー症候群の原因はとても単純。チョコレートの食べ過ぎによる、チョコレートアレルギー(カカオアレルギー、カカオマスアレルギー)です。
秋頃から次々に発売される冬のチョコレート新商品に加えて、バレンタイン限定の海外や高級店のチョコレートがたくさん店頭に並び、いつも以上にチョコレートに接する機会が増えます。男性ならふだん自分では買わないチョコレートをプレゼントされたり、また周囲の男性がもらってきたチョコレートを家族で食べたりするケースも多いでしょう。
もともとチョコレートアレルギーではなかった人も、大量摂取によって発症してしまうことがあるので、注意が必要です。

バレンタインデー症候群の症状

チョコレートに含まれるテオブロミンやカフェインなどの成分には、疲労回復や集中力アップ、リラックス作用があるとされ、かつては薬としても使われていました。血圧を下げる効果もあるといわれています。
しかし、食べすぎたり、体質に合わなかったりすると、じんましんや湿疹といった皮膚症状、嘔吐や下痢といった内臓の不調、頭痛、鼻血などを引き起こすことがあるのです。

チョコレートの成分と効果

チョコレートの成分と効果について、もう少し詳しくご説明しましょう。

■ニッケル

チョコレートにはニッケル、クロムといった金属元素が多く含まれています。そのため、じんましんや湿疹が出たり、悪化したりという金属アレルギー症状を引き起こす可能性があります。ただし、金属に触れて起こるニッケルアレルギーとは別ものなので、金属アレルギーのある人が必ずしもチョコレートアレルギーを持っているとは限りません。

■カフェイン

コーヒーや紅茶にも含まれているカフェイン。ご存知のように覚醒作用、利尿効果、神経興奮作用などがあります。カフェインアレルギーのある人、カフェインの入った飲み物で気分が悪くなる人はチョコレートも避けたほうがいいでしょう。

■チラミン

血管の収縮を促す物質です。血管が収縮した後、チラミンの作用が切れて急激に拡張すると、粘膜の腫れ、皮膚の痒み、頭痛などの症状につながります。鼻の粘膜が腫れて過敏になることによって鼻血が出たり、胃腸の粘膜が腫れて吐き気や腹痛、下痢を起こすこともあるといわれています。

■テオブロミン

自然界ではほぼカカオのみに含まれている成分で、チョコレートやココアの独特のほろ苦さはテオブロミン由来のものです。脳を活性化させ、集中力を高めたり、興奮作用をもたらしたりする一方で、リラックス効果もあり、適量であれば健康にいいとされています。ただし、気管支喘息治療で使われる気管支拡張剤と同じような成分のため、摂り過ぎると吐き気、頭痛などを引き起こします。

■トランス脂肪酸

安いチョコレートには、心筋梗塞のリスクを高めるとしてアメリカでは規制が始まっているトランス脂肪酸が多く含まれています。トランス脂肪酸を多量摂取すると、脂肪酸代謝が阻害され、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増加。肥満、免疫力の低下、アレルギー症状の悪化などにつながります。

■糖質

一部のハイカカオチョコレート(カカオ成分が80%、99%等と表示されたカカオマス以外の含有物が少ない商品) や糖質オフチョコレート以外の一般的なチョコレートには、たくさんの糖質が含まれています。大量の糖質が体内に入ると血糖値が急上昇、インスリンが分泌され、肥満や糖尿病のリスクが高まります。

また、チョコレートを食べると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるので、依存性が高いという問題点もあります。チョコレートを食べるとハッピーな気持ちになれるため、ついつい止まらなくなって食べ過ぎてしまう、チョコレートを食べずにはいられなくなるというのは一種の中毒症状といえます。

チョコレートを食べるときには1回に1粒または1カケ、1日に25g と量を決め、体調が優れないようならチョコレートアレルギーを疑ってみてください。

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