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【早坂先生第9回】春だって油断できないお肌の手入れ~入浴編~

春

暖かくなってきて心がウキウキ。だけど肌のお手入れは気をつけて。入浴の時の注意とは?

紫外線量が急増

暖かくなってきました。心もウキウキして外出したくなりますね。しかしこの時期紫外線が急速に強くなり油断できません。気象庁の報告によると、 4月の紫外線量は、実は9月と同様であるとの発表がなされています。

寒暖差が激しいこの時期

春は寒暖差が激しく急に暖かくなります。特に3月から4月にかけては平均気温が5度以上変化します。年間通してもこの時期は温度差が激しい時期といえます。この急激な温度差が、自律神経のバランスを崩し、身体にとってはストレスになります。このストレスは、皮膚も悪影響を及ぼし人によっては皮膚の状態が悪化する方もいます。

春は肌が敏感になる時期です

ある研究によると、肌が敏感であると答えた人は冬が38%でしたが春には45%まで増えたという報告があります。この研究では、皮脂の成分やその量を測定しているのですが、冬から春にかけてその変化にかなり個人差が見られたとのことです。夏に向けて皮脂が十分に増えない場合、この春先に肌が敏感になると感じるようです。

この時期のお風呂での注意点は?

以上のように、春先は紫外線が強くなる、温度差が激しい、皮脂が十分に出ず敏感肌になりやすいといった悪条件があり、どうしても皮膚が荒れがちになります。普段からアトピー気味の方ではなおさらです。このような季節に、お風呂での注意点は、肌をいたわるということです。

そのポイントは、皮脂を落としすぎない、角層を落としすぎないということです。

また特に敏感な顔は触りすぎない、こすりすぎないということです。

美容を気にする方は、どちらかというと皮膚に対して「やり過ぎ」が多いのです。

お風呂でも、美容目的で洗顔剤を付けて強くこすったりマッサージをしたりしている方いますが、これが逆効果なることが多いのです。皮膚の一番表面にある角層はわずか0.02mmという薄さで、その厚みはラップ1枚分です。この薄さですので、強くこすったりマッサージをすると傷むのもお分かりいただけるでしょう。

特に肌の荒れやすい春のこの時期は、洗顔などは石鹸で優しく泡立てて撫でるだけにしましょう。乾燥気味の所はお風呂に入れば石鹸で洗う必要もありません。もちろん、お風呂から出たらすぐに保湿をしましょう。

春は特にお肌に「やさしく」です。

参考文献)見城他:J.Soc.Cosmet.Chem.Jpn.34,2000

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