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アトピー肌に優しい素材の服選びのポイント

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アトピー性皮膚炎の方は肌に直接触れる服選びにとても気を使っていらっしゃると思います。
肌に優しいのはコットン(綿)やシルク(絹)などの天然素材、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維はNGというのが基本ですが、冬場は暖かみのある素材の服を着たくなりますよね。
ヒートテックに代表される吸湿発熱繊維も進化を続けています。
今回は、肌に優しい素材とそうでない素材の理由と見分け方、服選びのポイントをご紹介しましょう。

◎コットン(綿)

「下着や肌着はコットン(綿)に限る」という方も多いと思いますが、コットンの問題点は保湿性が高い=乾くのが遅いということ。汗をかいてしまうとなかなか乾かず、ジュクジュクしたタイプのアトピーを悪化させてしまう可能性があります。コットンの肌着をつけていて不快感を感じる場合は、できるだけマメに着替えるよう心がけましょう。
コットンとひとことで言っても産地や種類によって特徴があり、繊維の長いエジプト綿やピマコットン(海東綿)は光沢があって見た目が美しいだけでなく、しなやかで肌触りも優れています。製造段階で化学処理をしないオーガニックコットンもおすすめです。
まれに染料や加工に使われる化学物質がアレルギーの原因になることも。縫い目がゴワついていないか、ゴムがキツすぎないか、レースや飾りが直接肌に当たらないか等もチェックするといいですね。

◎シルク(絹)

シルク(絹)は吸湿性、放湿性ともに優れ、人間の肌に適した素材。繊維の表面に空いた無数の小さな穴が肌の水分を適度に吸い取って繊維のなかに抱き込み、サラリとした肌触りと湿度をキープしてくれます。
ただし、水に弱くて手入れに手間がかかるのと、価格の高さがネック。
製法や編み方によってはザラッとした質感が刺激になることもあるので、自分の肌に合っているかどうか、確かめながら着用するようにしてください。

○混紡

最近はコットンとポリウレタンやポリエステル、シルクとウールのように、素材を合わせた混紡生地も増えています。
コットンと化学繊維を組み合わせることで、速乾性と保湿性を両立させ、伸縮性もアップ。洗濯しているうちに繊維が硬くなって劣化しやすいというコットンの欠点も改善されています。
保温性の高いウールとコットンやシルクを組み合わせ、肌に触れる裏側にコットンやシルク、表面にウールが出るように仕上げたセーターや靴下もあります。
混紡素材を選ぶときは比率や肌触りをきちんと確かめるようにしましょう。「肌に優しい綿混」とうたっていても、数パーセントしかコットンが入っていないこともあります。

△アンゴラ、カシミヤ、アルパカ

アンゴラ、カシミヤ、アルパカなどの獣毛は、ウール(羊毛)と違って繊維が細く、アトピー体質の人でも取り入れやすい素材といえます。しかし、表面が毛羽立った起毛素材は暖かいのですが、なめらかなコットンなどに比べると痒みを誘発しがち。首や肘の内側などのデリケートな部分には直接触れないようにしたほうが無難でしょう。

×化学繊維(レーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンなど

まず、化学繊維(レーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンなど)がアトピーによくない理由は、速乾性が高いため、肌の水分を吸い取って、乾燥を加速させてしまうことです。特に、カサカサしたタイプのアトピーとの相性は最悪。
繊維の表面はなめらかで、着た瞬間から不快感を覚えることは少なく、着続けているうちに症状が悪化していくことが多いので、注意が必要です。無意識に掻いてしまいがちな就寝時の着用は避けたほうがいいでしょう。
また、化学繊維は静電気を起こしやすく、その刺激も痒みを招く一因になりますし、化学繊維そのものにアレルギーを持っている人もいます。

×ウール(羊毛)

保湿性と保温性を備えた動物性繊維、ウール(羊毛) は冬に最適の素材ですが、チクチクとした肌触りが痒みを引き起こすため、敬遠している方も多いのでは。ウール(羊毛)は繊維が太く、断面が角張っているので、肌を刺激してしまうので、肌に直接当たるような着方は避けましょう。

特別なものを買わなくても、内側に薄手のコットンのタートルネックを着て、その上から吸湿発熱繊維やウールのセーターを重ねるなどの手もあります。重ね着で空気の層を作ると保温性もアップするので一石二鳥ですね。

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