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生理前に悪化する!?ホルモンバランスとアトピーの関係

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今回は女性限定のお話ですが、周囲にアトピー体質の女性がいらっしゃる男性の方にもぜひ知っておいていただきたい、女性のホルモンバランスとアトピーの関係を取り上げてみたいと思います。
アトピーに限らず、月に1度、生理のときに吹き出物が出やすくなったり、肌荒れがひどくなったりするという声をよく耳にします。その関係性は明確にはわかっていませんが、生理前には精神的なイライラも含め、さまざまな不調が押し寄せることが多く、アトピーの悪化もそのひとつです。
不調の原因がホルモンバランスであることは明らかなのですが、人によって、症状や状態は大きく異なります。

女性ホルモンのサイクルとは

女性の体は、脳下垂体から分泌される2種類の女性ホルモンによって、約4週間(28~30日) サイクルで、排卵と月経を繰り返しています。
生理(月経)を起点とすると、生理が始まってから約14日後に排卵日が訪れます。
生理終了後に分泌される女性ホルモンがエストロゲン(卵胞ホルモン)。エストロゲンは別名「美肌ホルモン」とも呼ばれ、肌荒れを抑制してくれる働きがあります。
排卵が終わるとエストロゲンは減少、今度はプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれるホルモンが増え始めるのですが、問題はこのプロゲステロン。乾燥や肌荒れ、吹き出物ができるなどの不調を引き起こします。
プロゲステロンの影響で食欲も増進しますから、ついつい甘いものを食べ過ぎて、ますます肌や胃腸の調子が悪くなる、なんてこともあるようです。
やがて、エストロゲン、プロゲステロンともに減少し、再び生理が始まりますが、生理前には月経前症候群(PMS)と呼ばれる不快な症状に悩まされる人も少なくありません。

ホルモンバランスを整える

生理が定期的にない、いわゆる生理不順の方は、ホルモンバランスが崩れている状態。栄養の偏りや自律神経の乱れなど、さまざまな原因が考えられます。
生理不順以外に、例えば、いつも月初めにアトピーがひどくなるとか、吹き出物が増えるといった、ホルモン周期の影響を強く受けていると思われる方は基礎体温をつけてみましょう。自分のサイクルを知ることによって、「今は低温期で調子がいいから体を動かしてみよう」とか「高温期になってきたから栄養を摂って早く寝よう」とか、生活をコントロールしやすくなります。
PMSがひどすぎる、出血が多いなど、生理にまつわる不調が多い方は、子宮筋腫や悪性腫瘍などの可能性もありますから、早めに婦人科を受診することをおすすめします。婦人科の指導でホルモンバランスを整えることで、結果としてアトピー症状も改善されるケースがあります。

アトピーへの影響

肌の乾燥や吹き出物など、ホルモンの影響で肌の調子は変わります。ただ、ホルモンがアトピーに及ぼす直接の影響についてははっきりわかっていません。
生理前にアトピーが悪化する方は、さきほども触れましたが、暴飲暴食やPMSのイライラが影響している可能性もあります。
生理が始まってから悪化するという方は、生理のストレス、ナプキンによる接触皮膚炎も考えられます。
生理中は免疫力が低下するため、いつも以上にアレルゲンに強く反応してしまうこともあります。

アトピーの悪化を避けるために

アトピーに悩んでいらっしゃる方なら実行なさっていることばかりかもしれませんが、生理中は特に肌を清潔に保って、保湿をしっかりすること。お風呂に入るのがめんどうだと感じることもありますが、シャワーだけでも欠かさないようにしてください。いつも以上に刺激やしめつけの少ない服を選び、ナプキンはこまめに取り替えましょう。
食事は脂っこいものや刺激物を避け、野菜や良質のタンパク質を中心に、消化のよいものを。女性ホルモンに似た働きをするといわれているイソフラボンを多く含む、豆腐や豆乳を積極的に摂るのもいいですね。
生理中は眠気を強く感じることも多いので、早寝早起きで、睡眠をしっかり。
生理痛やむくみ防止のために、ストレッチやマッサージを取り入れるのも効果的です。

イライラしても「ホルモンの影響だから今は仕方ない」と割り切って、好きな音楽を聴いたり、DVDを見たり、アロマを焚いてみたり、リラックスして過ごすようにしてくださいね。

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