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ビタミンDが不足していると、アトピー性皮膚炎の症状が出る

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アトピー性皮膚炎の栄養療法で注目されているのが、ビタミンDの有効性です。

ビタミンDを摂取することにより、

1、アトピー性皮膚炎の症状が良くなる
2、アトピー性皮膚炎に伴う皮膚の感染症を起こす可能性が低くなる

ということが報告されています。
(Samochocki Z et al. J Am Acad Dermatol. 2013 Aug;69(2):238-44. Epub 2013 May 2.)

ビタミンB、C、Eという話は良く聞くことがあっても、ビタミンDについてはご存じない方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ビタミンDについて解説致します。

ビタミンD

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ビタミンDは、魚に多く含まれています。(鮭、いわし、まぐろ、いくた、しらすなど・・・)
カルシウムやリンの吸収を良くし、骨や歯を丈夫にすることを助け、骨がもろくなることを防ぎます。
ただし、脂溶性ビタミンのため、摂りすぎると、腎臓の機能が悪くなったり、血液のカルシウム濃度が高くなる可能性がありますので注意が必要です。
(摂りすぎは、サプリメントで起こることが多く、食事だけでは心配する必要はありません。)

ビタミンDとアトピー

さて、それではどうしてビタミンDを摂取することでアトピー性皮膚炎の症状が良くなるのでしょうか?

ビタミンDは、骨を丈夫にするだけではなくて、「免疫を調整する」力があるのです。

そして、アトピー性皮膚炎は、免疫の調節がうまくいかないことで起こる疾患です。
ビタミンD不足の人にはビタミンD値が十分な人と比較して約1.5倍のアトピー性皮膚炎に罹患しているということもわかっています。
(Cheng HM et al. J Allergy Clin Immunol. 2013 Dec 30.)

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDの臨床的意義が注目されています。

アトピーの症状がなかなか良くならない方、ビタミンDの摂取量について考えてみましょう。
いつもの食事でビタミンDは十分にとれているでしょうか?

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